発達障害 ADHD を考えてみる!

大学生です。思ったことをぽつぽつと。

発達障害を受け入れるまでの道程

自分がADHDであるのと気付いたとき真っ先に感じたのは安堵であった。しかし少なからず動揺もし、しばらくは受け入れるのに抵抗していたと思う。

気付いてしばらくは関連する本やウェブページを読み漁った。ADHDの症状を詳しく知り、自分の過去を振り返り照らし合わせてみているうちに、確信は強くなった。

大学1年の後期が始まろうとしている時期であった。大学はそれまでの中学高校のような甘えが通じず、遅刻や提出物で容赦なく落とされる。成績は奮わず、バイトでも仕事でミスを多発し、私は仕事のできない人間であると悩んでいた時期であった。

ADHDであるとわかり私自身は納得、ホッとしたが、周りの理解なしで環境はかわらない。

バイト先で、こういう発達障害を持っていると言ったとしても理解を得られるとは思えなかった。それ以上に、仕事ができないのを発達障害を理由にするのは言い訳するようで言いたくなかった。

バイト先にも家族にも恋人にも、誰にも打ち明けるとこなく、1人で乗り越えようとした。
その結果、ストレスがかかったみたいで、体のあちこちに不調がおこった。自分ではそんなにストレス抱えてたと思わなかったのだけど…意外に笑

最初は蕁麻疹であった。気付いた日から2週間後くらいに、全身に蕁麻疹が起こり、一週間近く外出出来なかった。ストレス所以の十二指腸潰瘍の悪化、過敏性腸症候群など、主に胃腸がボロボロに…笑

それまでの人生はあまり発達障害が致命的な問題にならない恵まれた環境にあったのだ。地域の有名な進学校に進学した。そこでは似たような人が集まっており暮らしやすい環境だった。それが、大学に入学し、厳しい社会の一片に触れ、自分はダメな人間なんじゃないかというショックに発達障害であるという事実が加わり大きなストレスとなっていたようだ。

周囲の理解を得ることって生きやすくするために乗り越えるへぎ最大の問題であると思う。
どうやって説明しようか、今も苦戦している。